
【PTA改革失敗談】効率化を提案したらまさかの反発?古い慣習の壁
「もっとPTAの活動を効率化できないだろうか?」
そんな気持ちで、私はPTA役員になりました。しかし、現実は甘くありませんでした。
今回は、私が実際に体験した「PTA改革失敗談」をリアルにお届けします。
Contents
【PTAリアル体験シリーズ】
古い慣習に驚く。なぜそこまで非効率なの?
まず驚いたのは、活動の進め方でした。
全員で毎回顔を合わせる対面会議、手書きの資料、参加者への電話連絡……。
今どき、LINEグループやメールで済ませることができそうな内容も、すべて「昔からのやり方」で行われていたのです。
「なぜこんなに手間がかかる方法を続けているんだろう?」
最初はただの素朴な疑問でした。
勇気を出して提案してみた結果
ある日の会議で、私は思い切って提案しました。
「連絡はLINEグループを作ってやり取りしませんか?」
「配布物はデータ化して共有しませんか?」
しかし、返ってきたのは予想外の反応でした。
年配の役員さんたちは顔をしかめ、「それはちょっと……」と首を横に振りました。
理由を尋ねると、
- 「LINEをやっていない人もいる」
- 「データ共有はセキュリティが心配」
- 「書面で残しておかないと不安」
そんな声が次々と上がったのです。
「前例がない」この一言で全てが却下
中でも一番多かったのが、
「前例がないから不安」
という意見でした。
「前例がない」という理由だけで、新しい提案はどんどん却下されていきます。
「変えること」への恐れ、未知のものへの拒否感。それが、想像以上に根強く存在していました。
若手も沈黙。孤立していく感覚
若いお母さんたちも数人いましたが、みんな静かにうなずくだけ。
私が何かを提案しても、誰も助け舟を出してくれませんでした。
後からこっそり「言いたいことは分かるよ」と共感してくれる人もいましたが、会議の場では誰も声を上げない。
だんだんと私は、組織の中で浮いていくのを感じました。
「出る杭は打たれる」現象を目の当たりに
次第に、陰でこんな声が聞こえるようになりました。
- 「あの人、勝手なこと言ってる」
- 「PTAの大変さを分かってない」
- 「自分だけ楽しようとしてる」
そんなふうに陰口を叩かれ、精神的にもかなり辛い時期を過ごしました。
結局、私の提案はほぼすべて却下。
PTAは昔ながらのやり方を、これまで通り続けることになったのです。
なぜPTAは変われないのか?
今回の経験から、痛感したことがあります。
それは、
- 変化を恐れる人が多い
- 多数決ではなく「和」を乱さないことが重視される
- 「楽になる=サボる」と受け取られる風潮がある
ということです。
改革にはエネルギーが必要ですが、PTAは「現状維持」を好む人たちが多く、変革にはものすごい壁が立ちはだかると痛感しました。
それでも小さな種をまいたかもしれない
私の提案はすべて却下されたけれど、少しだけ希望もありました。
数年後、後輩ママたちが「LINEグループを試験的に使うことになった」と聞いたのです。
もしかしたら、あのときまいた種が、少しずつ芽吹いていたのかもしれません。
まとめ|PTA改革は一筋縄ではいかない
PTA改革は本当に難しいです。
でも、あきらめるだけでは何も変わりません。
無理に戦わず、自分にできる小さな一歩を重ねていく。
それが、きっと未来のPTAを少しずつ変えていく力になるのだと思っています。
次回は、「PTAの闇〜役員になったら逃げられない驚きの実態〜」をお届けします。
続きもぜひご期待ください!
投稿者プロフィール

- 役職:父親
- はじめまして!3児のパパ(仮)と申します。東京出身。人の役に立ちたいと思い、医療福祉系の道へ。治療や介護系の資格を多数取得しています。子育てのこと、生活やお金のノウハウや為になったことを発信することを目的に当ブログを開設しました。メルカリで、名入れ鉛筆や名入れボールペン、手作りレーザー加工商品を販売しています!
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